運営のしくみ
後期高齢者医療制度の運営主体
後期高齢者医療制度の運営は石川県後期高齢者医療広域連合が県内の全市町と次のとおり業務を分担して行っています。
- 財政運営や資格管理 … 後期高齢者医療広域連合
- 保険料の徴収や窓口業務 … お住まいの市町
広域連合
- 被保険者の資格の管理に関する事務
- 医療給付に関する事務
- その他後期高齢者医療制度の施行に関する事務
市町
- 保険料の徴収
- 被保険者の資格管理に関する申請及び届出の受付
- 被保険者証及び資格証明書の引渡し、返還の受付
- 医療給付に関する申請及び届出の受付並びに証明書の引渡し
- 保険料に関する申請の受付
- 上記事務に付随する事務
後期高齢者医療制度の財源構成
後期高齢者医療制度の財源は、患者負担(注1)を除き、
- 公費(注2)(約5割)
- 現役世代からの支援(注3)(約4割)
- 被保険者からの保険料(約1割)
で構成されます。
- (注1):被保険者が医療機関で受診した場合、医療機関に医療費の1割(一定以上の収入の方は2割、現役並みの所得がある方は3割)を支払います。
- (注2):公費については、国の調整交付金(給付に係る費用の1/12)のほか、国(同3/12)、県(同1/12)、市町(同1/12)でそれぞれ負担するものです。
- (注3):現役世代からの支援は、国民健康保険・被用者保険から、負担能力に応じた支援金を受けるものです。
国・県による財政リスク軽減
広域連合の財政リスクの軽減については、国・県が共同して責任を果たす仕組みとなっています。
高額な医療費等についての国・県による財政支援や、基金による保険料未納等に対する貸付等の仕組みが設けられています。