広域連合長あいさつ

 

 石川県後期高齢者医療広域連合長の 粟 貴章 です。

 日頃から当広域連合の運営につきまして、ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、私はこの度、県内19市町長の信任を得まして、第3代の広域連合長に就任いたしました。今後、当広域連合のさらなる発展を目指し、全力で職責を果たす所存でございますので、よろしくお願いいたします。

 後期高齢者医療制度が、平成20年4月に発足して以来、13年が経過いたしました。この間、当広域連合の被保険者数は、令和4年2月末で約17万5千人となり、制度開始当初の約13万7千人と比べ、約3万8千人(約28%)増加しています。さらに令和4年度からは、戦後の第一次ベビーブームに生まれた団塊の世代の方々が本格的に制度に加入することとなり、医療の高度化等と合わせ、今後、保険給付費が急増していくことが見込まれています。

 一方で高齢者を支える現役世代の減少も進む中、国においては、社会保障制度を維持するための様々な改革が進められています。当広域連合といたしましても、地域の皆様が安心して医療を受けられる環境を守るため、医療費の適正化や保健事業の推進、財政の健全化などに取り組み、将来にわたり後期高齢者医療制度を安定的に運営していくこととしておりますので、引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和4年3月

                                石川県後期高齢者医療広域連合長
                   粟 貴章
                                  (野々市市長)

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